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Fender Custom Shop '59 Precision Bassを実戦仕様に [Bass]

59CSPB.jpg
Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm f1.8 +NEX-5
まあこんな風にしてみたわけです。
ちなみに元々はこんなでした。
K7Sample41.jpg

このカスタムショップ '59プレベは2年前の夏に「ダックダントリビュート」的な意味合いで一時盛り上がって半ば衝動買い的に買ってしまったものなんですが、それゆえ使うのはYouTubeビデオ作る時だけ、ピックアップフェンスは付けたまま、弦はフラットワウンドという仕様を今まで崩さなかったんですね。が、先日14日のライブでもう少し音の重心が下に来るベースにしたいなあなんて思い、このプレベを実戦仕様にしてしばらく使って行くことにしました。
とはいえピックアップフェンスを取っ払った以外は見た目そんなに変わらんのですが。
大きな変更は実はブリッジでプレートごとKTSのチタンブリッジ+サドルに替えたこと。
実はこのベース、レリック加工がしてあるんですが、レリックし過ぎで(?)ブリッジサドルの調整ネジが弦高用、オクターブ用、ともに錆び付いて回らなくなってしまっていました。
手や体へのなじみが早いという点でボクは決してレリックを否定はしないんですが、こういう機能面で支障が出るのは困る。なのでここはやむなく交換。過去実績で信頼性高いKTSのチタンパーツへ変更。
こいつに替えるとレスポンスがすごく軽くなったような気になります。音が軽くなるんじゃなくて反応が良くなる感じ。
で、あとは弦。フラットワウンドのままでもいいとは思ったんですが一度ラウンドに換えてみてから考えようと。実はうちのベースはフラットが多くてラウンド弦は何が良い?ってあまりよく知らなかったりします。バッカスにはDRのマーカスミラーシグネチャ弦を張ってますがテンションはいいとしてDRは全部ステンレスなのでニッケルにしたいと。フレットの形状にもよるんですが、押弦する時の感触がステンレスはちょっと生理的に嫌な感じがあるので。ボクは結構指が華奢なんであまりテンションきついと痛めてしまうこともあり、色々調べて良さげなのを2種チョイス。RotoSoundとThomastik-Infeld。どっちも感触がすごく良くてはりのある感じを維持しながら柔らかくて右手も左手もしっくり来ます。正直どちらもOKと思ったのですが、ビーンと張りがそのまま音になる元気なロトに対して高域が少しくすんで落ち着いたディープ感があるInfeldという感じですかね。プレベだとInfeldのほうが合うかなと思いThomastik-Infeldに決定。でも今後はまだわからない。フラットに戻す可能性もあり。
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1/14は新年会ライブat Lantern [Bass]

先週14日は昨年11月末の鵠沼海岸ライブと同じメンツで前田たっちゃん新年会ライブでした。いつもながらゆるゆるなライブなのですがゆるゆるゆえにどこへいくかわからないある意味ヒヤヒヤのライブでもあります。今回は特に先が読めずキツいところありましたがたぶん親分もどこへ持ってこうか迷ってたフシがある(笑。
ベースはいつものバッカスImpression35-5なんですが次回あれば別のに換えようかなあ。弾きやすくて音もスムースでノンジャンル対応って意味ではこれが一番なんですけどね。もともとフラットワウンドの方が好きだったりするんでプレベかテレキャスターベースを試してみたいところです。キーボードの人がいるのでフレットレスはちょっと恐いし(笑。
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藤沢市花火大会とLast Live at Jam House [Bass]

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土曜日はライブのため鵠沼海岸へ。夕方に藤沢市制70周年花火大会がありライブ前にカメラもって海岸へ出かけて行きました。楽器系機材が沢山なので今日はNEX-5です。海岸で砂浜なんで三脚とか全然無理。人も多いしね。NEXを手持ちで挑戦。おまかせモードで撮ってみたら遅くてだめなので、MFでマニュアルモードというほぼ完全マニュアル撮影になりました。レンズはEマウントの18ー55ミリなのですが55ミリでもかなり遠く、大玉が上がるとようやく画面一杯に撮れると言う感じです。
スピードは1/15くらいかな。それ以下だと暗過ぎて周囲もほぼ真っ黒。
Fireworks2.jpg
シャッタスピードが遅いのでどうも変化する色についていけないかあるいは火の玉の粒が動き続けるためか、色が全部同じように撮れてしまいます。明るいレンズでISO上げないと色がちゃんと再現できないですね。NEXなんだからISOをもっとがんがん上げてしまえば良かった。これで800くらいです。
で、ライブ。残念なことに今回のライブの場所、Jam Houseが今年一杯でお店を閉めることになり、この日はここでのラストライブです。ボクはこのお店の常連ではなくここのママさんのライブ仲間という関係なので何度も来たことがあるわけじゃないですがアットホームな良いお店でした。
まあお店を閉めるとはいえお付き合いが変わるわけではないのでここは明るく「おつかれさまでした」と言いたいですね。
というわけでまたまたちえちゃんにもらった動画切り出しJPG。
1127Jamhouse2.jpg
TZ10、やっぱ優秀だ。ありがとうございました。

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11/12 突如ライブat 神泉Lantern [Bass]

木曜日の昼飯どきにたっちゃんから携帯メール。
明日ドラマー来れなくて代役を頼んでおいたという内容。
「えっ明日って、、何?」そーいえば9月にLanternでピンチヒッターやった後、「11月も頼むかも」って言われてはいたんだけどそれっきりだったのでピンチヒッターは無いものと思ってた。
やばい、ということでその晩少し長めにウォームアップして翌日の夜、神泉のLanternへ。
持って行ったベースは前回と同じBacchus Impression35-5。プリアンプは超ひさしぶりでHartkeのBass Attack。このお店のベースアンプはヘッドがPeveyなのですが操作系がさっぱりわからない。ほんとにベースアンプなのかも怪しいよくわからないヘッドなのでそっちはいじらずプリアンプで音作りしようと。前回音のバランスがつかみにくくてコントロールしきれなかったので今回はいざとなったらボリュームいじらずトーンシェイピングして音の輪郭を出すようにしてやろうと思いHartkeを選びました。ドラムの人が変わったので比較は難しいですが一応正解だったようでさほど音痩せはなく自分の音がクリアに聞こえて演奏しやすくなりました。
前回、長年の練習不足がたたってコントロールしきれなかったところをすこしずつ腕慣らししていたのでその効果もあったようです。
あとはもう少しハジケられたらいいんだけどね。もう少し慣らしが必要かなあ。

たっちゃんファンのちえちゃんより動画切り出しフォトをいただきました。ありがとうございます。
パナのTZ10だそうです。こんな暗いところの動画切り出しと思うと驚異的にきれいです。
メガネが変わってますが前のは例のアメリカ流血事件で破壊したので作り直しました。おかげでオッサン臭さに磨きがかかりました。
ROPS20111112.jpg


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一番使い倒したベース:Bacchus Impression 35-5 [Bass]

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宮本製作所(Rayqual)のNEX-5用ペンタックスDAマウントレンズアダプタを使って撮ってみました。
DA35mmf2,8 Macro LTDを基準に3種くらい試しましたがシグマの18ー55mm f3.5-5.5(55-200mmとセットで売ってた古いタイプ)がわりといい感じでした。こいつはやはりシャープに撮れるように思います。ただ、マウントアダプタの傾向なのかもしれませんがどれも結構暗め。純正の方が使いやすいかもしれません。昼のアウトドアで再度試してみます。

このベースはボクの持ってる中で多分一番使い倒したベースです。塗膜が極薄でピックガード外してるからなのですがボディはかなりボロボロです。
買った直後にピックアップはバルトリーニS9に交換しピックガードは外してしまったのですが、理由は単純でこのベースにオリジナルで付いてたピックアップの丸ポールピースとアクリルのピックガードがボクの美的センスに合わなかっただけです(笑。
フェンダーベースのスケール34インチに対しこいつは35インチあり約2.5センチ長い仕様になっています。ボクの持ってるベースの中でラウンドワウンド弦を張ってある唯一のベースということで何をやるかわからないセッションではこいつの出動回数が多分一番多かったと思います。
古いロック系とかやると多分全然違うと思うのですが何でもありセッションを一本で弾き通すにはこいつが一番やりやすいです。
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ピンチヒッターでライブ:9/10 at Lantern [Bass]

数日前に前田たっちゃんからメールでベースの人が都合悪くなったのでピンチヒッターで入ってと言われ、金曜日仕事の後急いで神泉Lanternへ。
最近、また徐々に外に出て音楽しようという気になってきていたところだったので良いタイミングでした。たっちゃんとは数年前何度も一緒に遊んでいたので持って行き方も大体わかってるけど自分の体が動くかについてはやや不安があって、特にベースは普段あまり弾かなくなっていたのでだいじょうぶかなあと思いながらでしたが、意外と体が覚えているもんですね。
とはいえはじめはなかなかついて行かなかったのですが。。
会えてなかった友達やいつもの友達が久々一同に集まり、楽しい夜でした。

テーブルにNEX-5を置いてビデオ録りしてみましたが、以前同じ場所で内蔵マイクで録ったビデオの音がひどくて、来月のアメリカ用に買ったオプションマイクECM-SST1を今回試してみたのですが、低音が薄いのはしょうがないとしてもこっちのほうが全然いいです。ドラムありのバンドでも全然割れたりしないしね。NEXをビデオに使う人はこのオプションマイクは買っておいた方が絶対良いです。

ビデオ画質はまあまあかな。下の写真はAVCHDを横640ピクセルの小さな動画に変換後切り出したのでこの画質は参考になりません。まあ十分でしょう。広角でも撮れるわけだし。

三脚の首が少し下を向いてしまったらしくたっちゃんの顔は写らず。ボクもほとんど顔半分切られちゃった。ドラムのAndyのために撮ったようなビデオになってしまった。。
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Guild Starfire BassがStarfire II に [Bass]

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これもCanon Powershot S90にて。ISO100 f8 1sec +1 三脚+タイマー使用
さすがにサイケな服は持ってないのでR66バンダナとともに(笑。

半年間どうしようか迷っていたのですが3月にシカゴから輸入したGuild Starfire Bassを1ピックアップから2ピックアップに改造する事にしました。もともとこのGuild Stafire Bassには1PUと2PUの2タイプあり(正確には1PUタイプにはフロントに付くもの、リヤに付くもの2タイプあったので計3タイプ)それぞれ、Starfire、Starfire IIという型名が付いてました。なので正味の改造というよりStarfire IIにしたという感じです。ちなみに改造前はどうだったかというとこんな感じ。
Darkstar.jpg

それでも60年代のビンテージベースに思いっきり穴あけるわけですから相当の決心が必要で今に至ったと。ピックアップはFred Hammon作のDark Starピックアップです。Hammonさんは、ボクがこのベース使ってHot TunaのカバーをYouTubeでやって以来の仲良しで、「リヤピックアップは絶対付けた方が良いから」と背中を押してくれて、それでも少し躊躇してたのですが、今回ようやく信頼のおける長い付き合いのリペアマンの方にお願いしたという次第。
内部配線、ツマミやスイッチの位置はStarfire IIと全く同じに作ってもらい、ボリュームノブの適当なものをアキバで探して付けました。
最終目標はジャックキャサディの音を出すということなので、色々改造している彼のStarfire IIについての詳細がわかったら再度改造するかもしれません。以前記事にしたウッドストックで使われたStarfire IIについては既にHammonさんより興味深い情報をもらってます。ここではその内容は書きませんがボクがあの記事でコントロールパネルについてあれこれ予想したことは全部ひっくり返されました。
この探求の旅はまだまだ長いようです。
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『ウッドストック:ディレクターズカット』で全体が見えたジャックキャサディのベース [Bass]

「ウッドストック」40周年ということで「ディレクターズカット」なる4枚組DVDが出てました。
映画公開にあたって配給元のワーナーから時間短縮を要求されカット編集する前の部分や版権の都合で公開できなかったアーティストなどを追加したものらしいです。映画本編は何度も見ているのでとりあえず後回しにして、追加された未発表カットを集めた3枚目のディスクをまず見ました。
期待はいろいろですがやはりジェファーソンエアプレイン。曲は「3/5 of a mile 10 seconds」。
直訳すると「一粒300メートル」、あ、嘘です。「10秒で約1km」うーんこれは邦題付ける人は困ったろうな。だから「恋していこう」になっちゃったわけだ。

ま、いいとしてここでとにかく「おおっ」と思ったのがジャックキャサディの初代Starfire II ベースのコンパネの全貌がわかったこと。
かつてFred Hammonが教えてくれたのですが、ウッドストックで使っていたのが初代で、この直後にこのベースは盗まれ、未だに行方がわからないそうです。
それがこれ。
StarfireWoodstock.jpg
YouTubeの他のビデオにはこの改造がされていないものがあり、年代を考えるとこの改造版が使われたのは非常に短期だったと思われます。多分、わずか半年とか。ヘッドにもサイケなインレイが施されているので改造期間も考えると実際使われたのはほんとに3−4ヶ月だったかもしれません。
で、この改造、いったい何をやったんだ?が未だに謎です。つまみを数えてみると、青の矢印がそれらで、計8つあります。このうちクリーム色のサイケなパネルに乗っかった4個はプリアンプ的な何かで一つの機能を構成してると思われます。一番下の二つはオリジナルStarfireIIベースのリヤピックアップ側のボリュームとトーンが付いていた場所。
そしてカッタウェイの角のところにさらに二つありますが、オリジナルではここは一つで、フロントとリヤのピックアップバランサーだったはず。
クリーム色パネルの下には紙のようなものが挟まってますね。たぶん勘合が悪くてビリついた対策ではないでしょうか。
出力ジャックはノーマルのフォーンなので、おそらく電池内蔵なんでしょう。
しかし69年ですからね。そんなに低消費電力の回路が組めたか?はちょっと疑わしく、後のアレンビックのギターやベースがキャノンのジャックを装備していたことを考えるとこのアクティブ回路はしょっちゅう電池交換しなければいけなかったのではないでしょうか。
で、8つのツマミはいったい何?まずクリーム色パネル上の4つは。。?
1)Treble,Middle,Mid Frequency,Bass--3バンドEQだとして
2)Treble,Hi-Mid,Lo-Mid,Bass--4バンドEQだとして
3)Volume-1,Volume-2,Treble,Bass--アクティブ/パッシブ切り替えが出来、アクティブ時はこのパネルだけを使う仕様だとして。

3)は結構特殊っぽく見えますが意外とアリかもしれません。もし、1)2)だったら残り4つのツマミが何か?がわからなくなる。EQがここにあるとToneが必要ないので残りのツマミは4つもいらないでしょう。また、ステージ上でバッテリーなくなった、音が出なくなった、なんてのは困るので、従来のパッシブ回路を残しておきたい、というのは当然あり得る発想だと思います。
3)であればパネルに乗っていない残り4つのツマミが、フロントのVolとTone,リヤのVolとToneで計4つです。ただしアクティブ/パッシブの切り替えスイッチがどこかにないといけないですね。
アクティブのツマミのどれかがスイッチ兼用だったかも。
うーん何だろな。。考えると楽しいですが。。

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Guild Starfire Bassのピックアップ交換:Fred Hammon "Dark Star" Pickup [Bass]

5-6月頃にオーダーしたいろんな買い物がここにきて怒濤のごとく到着しているためやることが沢山。
先週届いたのはHammon Engineering "Dark Star" ピックアップ。
世の中ほんとに変わった人がいるもんで、このHammon Engineeingは、Guildのベースに搭載されているHagstrom社のピックアップのレプリカ、というかリプレイスメントピックアップを専門に作っているという奇人変人Fred Hammon氏の、名前は立派だが多分個人営業の工房です。

それを見つけてしまう俺も俺だが。

このブログで何度も紹介しているベーシスト、ジャックキャサディやグレイトフルデッドのフィルレッシュはアメリカでは相当数の信奉者がおり、この二人が愛用していたギルドのStarfire Bassを弾いているマニアはどうも結構いるらしい。彼らの間ではこのFred Hammonのピックアップは知らぬものはないくらい評判のピックアップらしいです。ギルドやアレンビックのフォーラムでは必ず話題に上がっています。

それを読んでる俺も俺だが。

じつは5月にこのFred氏とコンタクトを取り、このピックアップをオーダーしてあったのでした。
完全手作りなので1ヶ月くらいかかりましたが先週やっと到着。プリンストンアンプの改造で手が回らなかったのですが昨日ようやく取り付けました。
結論から言うと、「これだぁああ」です。スッピンでアンプつないでジャックキャサディの音が出てきた。S/Nもかなり良いし、1−4弦のバランスが格段に良くなった。コレクター要素の強いStarfire Bassがちゃんと「使える」ベースになりました。
このピックアップ、フェンダーベース用の弦間ピッチのバージョン等もあり、Starfire以外のベースへの対応も考えられています。
このFredさん、典型的エンジニア系で、人が良くビジネスはからっきしダメみたいなタイプ。自身もミュージシャンらしい。
じつは1ピックアップのボクのStarfireを2ピックアップバージョンのStarfireIIに改造してしまうつもりでフロント+リヤのペアで注文してあったのですが、リヤを付けると相当の穴あけ加工が必要になり、どうしようかうーん、と迷っています。

これが Fred Hammonの "Dark Star" ピックアップ
Darkstar.jpg

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執念のゲット:'67 Guild Starfire Bass [Bass]

StarfireBass.jpg

今回は個人輸入です。シカゴのビンテージギター屋から空輸してもらいました。
67年という年式の割には、やはり人気がないのとあまり何にでも使えるベースではないのでかなり安い部類に入ります。
もちろんジャックキャサディ使用のベースだから欲しかったわけですが、ジャックのは2ピックアップのStarfire IIというタイプです。こちらは1ピックアップ仕様。まあ見つかっただけでもラッキーなので贅沢言いません。
非常にレアで一度はあきらめエピフォンのジャックキャサディモデルで我慢することにしたわけですが、中古の出物がないかチェックだけはしていたわけです。

で、網にかかったと?いやいや、事はそう簡単ではなかったんですねえこれが。。。。

たしかに網にかかったのですが、それを見つけたのは中国に出張中のこと。あーやばい、早く押さえたい!と言っても身動き取れない。やっと帰国の日になり、あせって成田からそのお店に電話。
「あーあれ、売れました」 がっくり。。まあしょうがない、縁がなかったと思うしかない。。
ところがこの店、その後2週間近くサイトに出品したまま。よく見ると出品されたのは08年12月。約1ヶ月前。ボクが見つけた時にはもうとっくに売れていた可能性大。
楽器屋にルーズなのが多いのは知ってるがこの時はちょっと頭に血が上りまして、
「アタマ来た!絶対別の奴を探す!」と決心。そこからが自分でもバカじゃないかと思う行動の始まり。

名付けて「アメリカローラー作戦(爆」。もうわかりますね?アメリカ本土のビンテージ屋をしらみつぶしに探したわけです。(ちなみに日本には今のところ一本も出物はありません)
GoogleMapでアメリカ主要都市を、「Vintage Guitar Store」というキーワードでサーチ。そこにヒットした店のサイトをくまなくチェックしていきました。
西から東に、シアトルー>ポートランドー>サンフランシスコー>ロスアンジェルスー>ラスベガスー>フェニックスー>サンアントニオー>ヒューストンー>ニューオーリンズー>ナッシュビルー>ニューヨークー>ちょっと越境してトロントー>シカゴ。。。で、シカゴのとあるお店でStarfire発見!!おおお。。ついに見つけた。。
言葉にできない感動と同時に思いました。なんで東から探さなかったんだろうと。。
サイトを見る限りしっかりしたお店らしい。ヤケに格調高そうな雰囲気。プライスが出ていなかったのでメールで問い合わせると、「日本へのシップはOK。価格は$XXXX」と返事。ちょっと提示価格が高すぎなので「それはちょっと予算オーバーだ。あきらめる。ありがとう」と返事すると「君の予算はどのくらいだ?なんとかできるかも」と食い下がってきた。Donnyにこの話をすると「今のご時世、相当値引きしても売りたいだろうから、交渉してみろ」と返事。やはりアメリカ、不景気だね。
「そうだな、こないだ日本で見つけた奴は$XXXXくらいだった。コンディションが良いならそこからプラス$300くらいが限度だと思う。」2−3日後に店より返事。
「その価格でいい」ほーらやっぱりふっかけてやがった。
300ドルの幅って結構でかいですが、こちらにも作戦がありました。幸い、かなりひどいドル安が続いていたのでこっちにしてみればそれでもそこそこリーズナブル。あまり下げすぎると相手にしてみれば「それならその値段で壁に吊るしておけばすぐ売れる。シップの手間だけ損」と思う可能性が大。ドル安を利用して相手にもこっちにもリーズナブル感があるレートで手を打つのが得。しかも2月末以降にもつれると今度はドルが上がってくる可能性も大。1日早ければそれだけでも得。
この店はカード払いではなく振込が原則だそうで、銀行で海外送金の手続きをしなければならないので結構めんどくさい。が、カード決済日を待つより申し込んだその日のレートで支払われる海外送金のほうが今なら(2月24日時点)絶対有利。
「オーケー。それでいい。支払い処理が終わったら知らせるよ」その日すぐに銀行で申し込み、結局95円/ドルで取引されました。次の日以降急激にドルが上がったんでまあ成功ですね。ふっかけられたとはいえそこから最終的に$700下げさせたし。

で、今、手元にあると。やっぱりこのお店、かなり高級な部類のお店なんだな。楽器のコンディション、かなりしっかりしてました。ネックもばっちり。クラック無し。塗装は古いんだからしょうがない。実使用は全く問題なし。良い買い物だったと思います。しかし、Starfireの中古ってアメリカにもほとんどないんだな。。

これもデモ作らんといかんねえ。今ちょっと別の作っていて。。。もう少し先かな。。ディテールはまたその時に。
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