昨年のギターネタその1:Squierのテレキャスターデラックスが意外と良い [Guitars]
昨年は結局出張も含めポートランドに3回行ったことになるのですが、その都度現地のブルースセッションに参加させていただくことができまして、あっちのブルース仲間が沢山できました。
で、そのときのギターなんですが、それが上の写真のSquier Telecaster Deluxe。実はこのギター、2013年11月のZZToplessライブインポートランドのときにエドワーズのレスポールのスペアとして現地で300ドルで購入したもので(写真下)、友達のDonnyに好きに使っていいからということで預かってもらっているもの。
なにしろギターは1本しか持って行けないし本番で弦切ったらエラいことになるんで格安で2ハムという条件で探したところこいつに遭遇。もちろん試奏はしてOKだったから買ったんですが、そのときのギターが2015年になって大活躍。トータル5−6回セッションに参加しましたがかなり良い音がするんで日本にも一本欲しくなってしまいました。が、なにせテレキャスターデラックスですから人気がないこともあってなかなか店に置いてない。しかも昨今の円安が効いているのかはたまたフェンダーの流通網の再編のアオリを受けたのか、5万くらいする。フェンダーメキシコのはたまに見かけるがやっぱSquierがいいなあ。作りがどうなのかとかはよく知りませんがじつはSquierはオリジナルと違ってネックが4点止めなんですね。メキシコはマイクロティルト付きの3点止め。オリジナルへの思い入れがそれほどないボクとしては4点止めのほうがいい。
リヤがハムバッカーのテレキャスっていいなあと正直このクラスのギターでも思いましたよ。いや値段じゃなく良いものは良い。けどボクがアメリカで買ったのがものすごい当たりの一本てこともあり得るので一応見てから買いたい。などと思いつつまだ買ってません。
下のビデオは昨年5月のセッションからソロパートだけ抜粋したもの。このときアンプもドライブペダルもかなり良いものを使わせてもらったんでやっぱアンプが良いとすべて吉だなとも言えるし。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
相変わらずソネットは動画5MBまでとか言ってるんで小さくてすみませんが、Squierの音、聴いてみてください。
謹賀新年2016 [Misc.]
明けましておめでとうございます。
いや困った。昨年GW前から更新してなかったもんでさて何から書いていいかわからない。
実質このブログはもう辞めているに等しいわけで閉めてもいいんだけど未だギターネタに関してはちらほら覗きに来られている方がいらっしゃるようで、まだなにか参考になる話があるなら残しておこうかとも思いますが、正直ほぼFBに移行してましてこっちを管理するのも面倒になってきてほったらかしでした。
なんでかというとこっちは写真サイズの制限が小さ過ぎて昨今の高画素カメラで旅の写真とかアップしても何が違うのかよくわからないことになってしまうし、リサイズの縮小率がFBとこっちで異なるので旅先でFBとブログの両方を書いていくのも結構しんどい。戻ってから更新でもいいのだけど結構膨大な量が溜まった後だとチェックにえらい時間がかかるし。
もうひとつの理由は、旅先のツールをiPadに変えたこと。未だにリサイズがきれいにできるアプリが見つかっておらず、iPadからはあまりアップしたくなかったというのもあります。
で、今年の旅からはMacbookに替えます。やはりちゃんとしたスペックで定番グラフィックツールを使うのがいい。キーボードもちゃんとあった方がいい。昨年出たMacbookならiPadから置き換えても重量の面でのインパクトはそれほどない。
前置きがえらく長くなったので本文は簡単に行きます(という本末転倒。。。)
実は4−5月のテキサスの旅であろうことかα7mk2を紛失してしまいました。これはボクが悪いと言えば悪いんでしょうがない。オースチンの街中でいつになく酔っぱらってクールダウンのためベンチに座ったらそのままうたた寝をしてしまい、はっと気づいてその場を立ち去る際にその場に置き忘れたというのが真相。しかもその後2時間置き忘れに気づかなかった。そりゃもうないわ。
まあ純正の高いレンズは付けてなかったのが不幸中の幸い。撮った写真のバックアップもほとんど済ませたあとだったし、カメラもフジX−T1があったのでその後の撮影は出来たんですが、帰国後、買い直すかどうしようか迷っているところにα7r mk2が発表になり、うーんどうしよう?レンズはあるわけだし、α7rでもいいんだけどmk2のスペックはα7rで不満な点がほぼ解消されている。結局格安ルートを使ってゲット。
9月にはユタとポートランドへ行きましたがそっちはα7r mk2持って行きました。
はっきり言ってこのカメラ、もうこれがあればいいやと言うくらい良いカメラです。
これほどの高画素が要るのか?という疑問を持っておられる方もいらっしゃるでしょうがα900を長く使ってきたボクとしてはやっとあの重いα900をホントに引退させても良いという気になりました。
高画素だから?かどうかははっきりわかりませんが空気感までちゃんと撮れるミラーレスはこいつくらいじゃないか?いや失くした今となってはα7mk2のことは置いといて、ですが。
A4プリントでもはっきりわかります。正直あれほど気に入ってたX−T1も使う気にならなくなった。
というわけでこのカメラ、長く付き合えそうです。
昨年はライブも色々やりました。久しぶりにZZToplessもやれたし。
今年は更新途絶えないよう昨年の出来事の詳細も交えてちょくちょく書いていくことにします。
いや困った。昨年GW前から更新してなかったもんでさて何から書いていいかわからない。
実質このブログはもう辞めているに等しいわけで閉めてもいいんだけど未だギターネタに関してはちらほら覗きに来られている方がいらっしゃるようで、まだなにか参考になる話があるなら残しておこうかとも思いますが、正直ほぼFBに移行してましてこっちを管理するのも面倒になってきてほったらかしでした。
なんでかというとこっちは写真サイズの制限が小さ過ぎて昨今の高画素カメラで旅の写真とかアップしても何が違うのかよくわからないことになってしまうし、リサイズの縮小率がFBとこっちで異なるので旅先でFBとブログの両方を書いていくのも結構しんどい。戻ってから更新でもいいのだけど結構膨大な量が溜まった後だとチェックにえらい時間がかかるし。
もうひとつの理由は、旅先のツールをiPadに変えたこと。未だにリサイズがきれいにできるアプリが見つかっておらず、iPadからはあまりアップしたくなかったというのもあります。
で、今年の旅からはMacbookに替えます。やはりちゃんとしたスペックで定番グラフィックツールを使うのがいい。キーボードもちゃんとあった方がいい。昨年出たMacbookならiPadから置き換えても重量の面でのインパクトはそれほどない。
前置きがえらく長くなったので本文は簡単に行きます(という本末転倒。。。)
実は4−5月のテキサスの旅であろうことかα7mk2を紛失してしまいました。これはボクが悪いと言えば悪いんでしょうがない。オースチンの街中でいつになく酔っぱらってクールダウンのためベンチに座ったらそのままうたた寝をしてしまい、はっと気づいてその場を立ち去る際にその場に置き忘れたというのが真相。しかもその後2時間置き忘れに気づかなかった。そりゃもうないわ。
まあ純正の高いレンズは付けてなかったのが不幸中の幸い。撮った写真のバックアップもほとんど済ませたあとだったし、カメラもフジX−T1があったのでその後の撮影は出来たんですが、帰国後、買い直すかどうしようか迷っているところにα7r mk2が発表になり、うーんどうしよう?レンズはあるわけだし、α7rでもいいんだけどmk2のスペックはα7rで不満な点がほぼ解消されている。結局格安ルートを使ってゲット。
9月にはユタとポートランドへ行きましたがそっちはα7r mk2持って行きました。
はっきり言ってこのカメラ、もうこれがあればいいやと言うくらい良いカメラです。
これほどの高画素が要るのか?という疑問を持っておられる方もいらっしゃるでしょうがα900を長く使ってきたボクとしてはやっとあの重いα900をホントに引退させても良いという気になりました。
高画素だから?かどうかははっきりわかりませんが空気感までちゃんと撮れるミラーレスはこいつくらいじゃないか?いや失くした今となってはα7mk2のことは置いといて、ですが。
A4プリントでもはっきりわかります。正直あれほど気に入ってたX−T1も使う気にならなくなった。
というわけでこのカメラ、長く付き合えそうです。
昨年はライブも色々やりました。久しぶりにZZToplessもやれたし。
今年は更新途絶えないよう昨年の出来事の詳細も交えてちょくちょく書いていくことにします。
早くも次の旅:テキサス州オースチン〜ポートランド [USA Pics]
えー別に「早くも」ってわけじゃなくて単に更新してないだけですが。。。
今回はがらっと趣向を変えました。テキサス州オースチン。テキサスは2度ほど行きましたがオースチンは初めて。いつも行くユタやアリゾナのような景色は望めないかもしれませんが、今回はあまり写真のための旅に特化せず楽しもうかと思っています。もちろんいくつかビューポイントは下調べ済みですが。
実はいつもの西側にもヨセミテとか行きたい場所はあったのですが、GWだとまだ雪が残っている場所もあり、あっちで道路閉鎖などあった日にゃスケジュールがめちゃくちゃになりかねないので秋にとっておくことにしました。なのでああいう大自然というよりはもう少しルート66で撮ってるようなアメリカっぽい写真を撮れたらと思います。YouTubeで知り合ったおやじが来い来いとうるさいのもあり(笑。
そしてZZToplessの野望、「最後はテキサス!」のための下見も兼ねて(笑。
エレハモ B9 Organ Machine [Guitars]
これは昨年9月の旅の時にポートランドで買ってきて、面白いので一時かなり遊んだのですが、このところ土日の天気がイマイチで本来ならα7IIの試し撮りをしたいところがなかなかままならぬ状態なのでこいつでデモを作ってみました。
なにしろ笑っちゃうくらいB3オルガンに似てるんで弾き出すとしばらく止まらない(笑。
こいつの凄いところはギターの音そのものをDSPでオルガンぽく加工してしまうところ。ギターシンセとかだったらギターのシグナルはトリガーやベロシティ等のパラメータにして別音源に送りそっちを鳴らすものですがこいつは違う。だから反応は早い反面、アタックや強弱、ギターのトーンコントロールに至るまで全てのギターの音が反映されてしまう。ボクは指で弦をバチバチと指板に当ててアタックを出すのでそういうのは全部ノイズになってしまう。だからなるべく丸い音できれいに弾くのが良いようです。また、本来オルガンでは出ないはずの強弱が付いてしまうのもちょっとコントロールの難しいところ。一番残念なのは、いやこれはB9の問題じゃないのですが、ギターと鍵盤の構造上の違いでオルガン特有のグリッサンドで「ジョワァ〜」とやるのが出来ない。似ない。
ですがとにかくオルガンフレーズを意識してそれっぽい気分で弾いてるだけでかなり迫るのは確かで、まあ飛び道具っちゃ飛び道具ですが結構使えると思います。
DSPはかの有名なアナログデバイセスのSharkチップのようです。
で、今回トライしたのは「こういうのが一番ハマるのでは」と思ったスペンサーデイビスグループ風4ビートブルース。Universal Audio UAD Plug-inをふんだんに使い60年代ブリティッシュビートグループがクラブでやりそうなブルースをローファイに汚して雰囲気出してみました。
トータルエフェクトとしてAMPEX テープシミュレーターとEMT140プレートリバーブのプラグインを使い、ドラムス含む各々の楽器には少しずつオーバードライブかけて歪ませてます。ベースは、ブリティッシュビートグループなんだから絶対フェンダーベースじゃないわけでここはGuild Starfireセミアコベース。アタック後にモアッと盛り上がるところで歪みがかかるような感じ。
ギターはLollar チャーリークリスチャンピックアップを乗せたカスタムのシンライン。
ドラムスはEZDrummerのJazzセット。アクセントで入る強めのバスドラだけ歪むように。
B9のセッティングは、プリセットセレクターは2番の「Jazz Organ」でモジュレーションは強め(2時くらい)、クリック音は既にギターのアタックで十分ノイズが出てるのでほとんどゼロに近い8時くらい。
とにかく全体の飽和感や輸入盤の「音は悪いけど切れ込みは良い」みたいな感じとかそういうローファイ感をだしたかった。
α7II導入とかいろいろ [Other pics]
SONYからα7IIが出てしばらくたつのですがずっと気にはなっていて先日ついに導入しました。今回はα99を下取りに出しての購入です。
α7rがあるのでこれ買ってもどうかな、という気がして様子見だったのですが、手振れ補正がボディ側に入ったことで純正の単焦点レンズのFE 50mmF1.8やFE 35mmF2.8が手振れ補正利くこと、現在α7rで使っているオールドレンズでも手振れ補正が利くことなどメリットは大きいと判断し、その代わりに個人的には使用頻度的に短命だったα99は手放すことにして下取り交換としました。α900を残しAマウントのレンズはそっちで使って行ければと思っています。絵作りの点でやはりα900のほうが個人的に好きだし、アメリカに持ち出した回数も多く愛着があるので型は古いけどこっちを残そうと。
購入に踏み切ったもうひとつの理由は、Vario Tessar T*16-35mmF4が出たこと。レンズの選択肢があまりにも少ないFEレンズでしたがこの広角ズームの出来がとてもよくこれならEマウントαをメインで使えると思ったから。
まだあまりテスト出来ていないのですが室内で'66テレキャスを撮ってみました。
三脚+MFなので手振れ補正もAFもオフですが、かなりきっちり写る印象です。
α7rとも撮り比べをしてみましたが、さすが3600万画素機。ギターの6弦の巻きの部分の縞模様が解像してました。ただフォーカスの精度が悪いのかピーキングで合わせたフォーカスポイントとは違うポイントで解像していて微調整が必要みたいでした。α7IIは巻き弦の解像はしないものの、きちんとフォーカスされた絵が出てきました。アウトドア用途で考えると2400万画素でも機能面でα7IIのほうが絵の歩留まりは良さそうです。
α7rがあるのでこれ買ってもどうかな、という気がして様子見だったのですが、手振れ補正がボディ側に入ったことで純正の単焦点レンズのFE 50mmF1.8やFE 35mmF2.8が手振れ補正利くこと、現在α7rで使っているオールドレンズでも手振れ補正が利くことなどメリットは大きいと判断し、その代わりに個人的には使用頻度的に短命だったα99は手放すことにして下取り交換としました。α900を残しAマウントのレンズはそっちで使って行ければと思っています。絵作りの点でやはりα900のほうが個人的に好きだし、アメリカに持ち出した回数も多く愛着があるので型は古いけどこっちを残そうと。
購入に踏み切ったもうひとつの理由は、Vario Tessar T*16-35mmF4が出たこと。レンズの選択肢があまりにも少ないFEレンズでしたがこの広角ズームの出来がとてもよくこれならEマウントαをメインで使えると思ったから。
まだあまりテスト出来ていないのですが室内で'66テレキャスを撮ってみました。
三脚+MFなので手振れ補正もAFもオフですが、かなりきっちり写る印象です。
α7rとも撮り比べをしてみましたが、さすが3600万画素機。ギターの6弦の巻きの部分の縞模様が解像してました。ただフォーカスの精度が悪いのかピーキングで合わせたフォーカスポイントとは違うポイントで解像していて微調整が必要みたいでした。α7IIは巻き弦の解像はしないものの、きちんとフォーカスされた絵が出てきました。アウトドア用途で考えると2400万画素でも機能面でα7IIのほうが絵の歩留まりは良さそうです。
9月17日:Corona Arch〜False Kiva (Canyon Lands 国立公園) [USA Pics]
Corona Arch
Green Riverで一泊の翌日、この日は大きな目的地が2つありました。
まずはCorona Arch。ここはアーチーズ国立公園とモアブの街の間にあり、トレイルとしては
まあまあ程よいキツさの場所です。じつは長年この辺りを訪れていながらその存在すら知らな
かった場所で、往々にしてそういうところは行ってがっかりということが多いのですがここは
かなり立派。地理的にアーチーズとキャニオンランズの2つの国立公園からわずかに外れてい
るためでしょうか、大きく紹介されることはなくその存在を知ってる人は少ないのではと思わ
れます。Hwy191からSR279に乗り川に沿ってしばらく走ったところにトレイルの入り口が
あります。往きは上りが多く強い日差しの中ではちょっとしんどい。ここは休み休み進みます。
途中貨物列車用の線路を渡り鉄梯子のかかった崖を上ったりしますが大したことはないです。
ずんずん上っていくとわりと平坦な場所に出てその先に上の写真のようにCorona Archが見え
てきます。
しょぼいどころかかなり形も立派でアリゾナのレイクパウエルにあるRainbow Archを思わせる
絵になるアーチです。タダで行けることもありww オススメポイントです。
アーチの下で影に入って一休み。とにかく暑い。
一旦モアブに入り水を補充して今度はキャニオンランズ国立公園へ。時間は3時過ぎていたと
思われます。キャニオンランズも何度も来ていますが、この公園はビューポイントが充実して
おりあまり歩かずにおいしい景色が楽しめるので、キツい夕暮れのDelicate Arch撮影に備えての
体力温存コースだったのですが、実はトレイルも沢山あり、高台から下に降りて行くことが可能。
ただし上からその高さを見るととても降りて行こうとは思わないですが。
そんな中、とある遺跡の存在をWebで知りトライしようというのが今回のターゲット。
それがFalse Kiva。じつは公園入り口でもらえる公式のパンフレットにはここは載っていません。
遺跡の保護のため公にしていないらしいですが、ビジターセンターで聞くと行き方を教えてくれる
らしいです。ボクは事前にルートを調べていたので直接現地に行きましたが。
場所はGreen River OverlookポイントとWhale Rockの間あたり。Web上で写真付きでルートを
教えてくれているページがあり、それに従って進んで行きました。
距離そのものはあまり長くないので結構楽かと思ったらとんでもない話で、高低差がかなりある。
加えてトレイルがあまりちゃんとできていないので足下の危ないところがいくつかある。しかし、
目印に石を積んでくれているので注意してそれらをみつけて行けばまあ迷うことはないです。
ですがいよいよ辿り着こうというその直前でどう行ったらいいかわからなくなった。
目の前はビューポイントより少し低い位置から見たようなこんな景色が。
さて困った。どうすりゃいいんだ?と必死でトレイルの続きを探していると上の方から
「おーい」
と声がする。見れば遺跡のあるらしき場所に白人の若者が立っている。
「Ruin?」
「Yes」
「How to go there?」
「Going round,going round」
と手を大きく回している。どうやら一旦遺跡の下を通り過ぎて反対から回り込むらしい。
そんなこんなでやっと辿り着いたFalse Kivaがこれ。
崖に半球ドーム状の穴があってインデアンの祖先達がそこに石を積んで住居としていたらしい。
じつは、ここに来るためにフジX-T1用に10-24mmの超広角ズームレンズを買ったのでした。
日本で写真を見た時、この庇の部分が果たして何ミリだったら写るのかがいまいち見当がつかず、
出来る限り広角のレンズを持って行くしかないと思ったわけです。
さて例の若い白人、黒人のお姉さんと一緒にここに来ており携帯コンロで缶詰をあっためて食べて
たりしている。
「ここでキャンプしてるの?」
「いや、サンセットの景色を撮るんで待ってるんだ」
いやはや、気持ちはわかるが帰りが大変だぞ、大丈夫か?と思いながら一足先に帰路へ。
思った通り崖の下に降りて行ったわけなので帰りの方がキツい。無理せず木陰を見つけるたびに
休みをとりながらゆっくり戻りました。
で、疲労困憊ではありますが次は日没近くの他のビューポイントを撮ることに。
今までキャニオンランズは真っ昼間しか撮ったことがなく、日没近くのビューポイントというのも
今回の予定のうち。
幸い2つのポイントがあまり遠くないところにある。
まずはGreen River Overlook。
ここは昼間でも好きなポイントなのでやっぱこの時間帯に撮っておいてよかった。
で、最後は有名なMesa Archなのですが、ここで誤算。Mesa Archを見る方向は夕日とは別方向
だったようで夕日と一緒には撮れなかった。ここは明け方がベストなのか。。。。
この日はこれで終了。モアブに宿泊。
9月16日:San Rafael Swell [USA Pics]
順を追ってと思いましたが結構長くなりそうなんでとにかく今回のメインターゲットについて
書いてゆこうと思います。
まずはユタ州San Rafael Swellと呼ばれるエリア。これはどこかポイントというわけではなく
とある広い地域を指すのですが、具体的にはI-70を中心に南北にまたがるエリア、北はPrice,
南はGoblin ValleyとかHanksvilleあたりまでぐらいか。今回はSalt Lake Cityの空港からI-15
を南下、Spanish Forkで下りて6号線をPriceまで行き、このPriceの約20マイル南の小さな街
Castledaleからやや険しい未舗装の道を入ってゆくのですが、その先にThe Wedgeと呼ばれる
ビューポイントがあります。Little Grand Canyonなどと呼ばれる場所ですがうーんどうだろ。
規模的にはかなり小ぶりな気がします。
未舗装とは云ってもさほど悪路ではなくわりと楽に辿り着ける場所でしたがなにしろ初めてなので
どこまで案内表示があるのか、とかまるでわからない状態だったので結構不安。
とくにそのあとI-70に出てGreen Riverに辿り着かないといけないことを考えると結構勇気が
いりますねここは。The WedgeからI-70へはゆるく下って行く感じですがそれほど高低差が
あるわけではなく途中幅の狭い崖っぷちもありましたがまあまあ楽。だけど日没後には走りた
くないかな。なかなかI-70が見えてこないので不安になります。
日没ぎりぎりにようやくI-70付近に到達。
この日の宿泊地はGreen River。がんばればMoabに着ける距離ですがこちらの日没は19:30。
Moabまで行ったら21時を過ぎるのは確実でやはり無理せずGreen Riverにしておいて良かった
感じ。ほぼ直感で決めたスケジュールでしたが大体は間違ってなかったようです。
次回もメインターゲットをいくつか。
帰国。わりと内容てんこ盛りだったかな。 [USA Pics]
実際のルート。ほぼプラン通り。戻りだけ少し変更。
帰ってまいりました。
現地ではiPadのみのためこのブログに合わせてリサイズするのが
大変で更新しませんでした。
今回の旅はポートランドに2日、その後ソルトレイクシティに飛び、
そこからモアブに移動、モアブに3日滞在の後、ビックネルに一泊、
ソルトレイクシティに戻り一泊、→帰国というスケジュールで、
実は結構きつかった。
まずはポートランド。いつも訪問する友人のDonnyがこの2日、セーラム
近郊のSilver Falls State Parkでキャンプをするというので、家が留守のため
僕もそっちに合流することに。が、夕方は別の知人と会食の約束をしており
朝空港に到着後すぐにセーラムまで車を走らせ、日没前を目標にポートランドへ
戻るといういきなりのハードスケジュール。
次の日はポートランドの街を撮るというのんびりした一日でしたが実際は結構
歩いたのでこの日も割とハード。
そして3日目はソルトレイクシティに飛び、GreenRiverにその日に到着しないと
いけないのだがその途中にあるSanRafaelSwellというエリアを撮る予定を入れており
ここがまた悪路ではないが未舗装の長距離走行なので走り+撮影でトータル7時間。
4日目―7日目は移動がないのだが前の週にチェックした天気予報がこの3日間
「1日目=晴れ、2,3日目=Thunder Storm」という最悪な予報だったため
最低限これだけは撮りたいという場所を詰め込んでしまい、1日目はかなり
苦しい行動になってしまいました。
2-3日目の予報は結局外れ、2日共どピーカンだったので実はそんなに詰め込まなくても
良かったのですが。。。まあそれなら少しのんびり行こうと、おなじみのアーチーズ国立公園
やデッドホースポイント州立公園など、撮っても撮らなくてもいいやくらいのつもりで行ったの
ですが、実際に行ったらそんなお気楽ハイキングになるわけはなく、気が付くと炎天下の中
がしがし歩き、撮り、結局他の日と大差ないきつさとなってしまいました
モアブ滞在後はビックネル、ソルトレイクシティと、帰りの行程に入るわけですがこのあたりで
ようやく天気が崩れはじめ、ソルトレイクシティまでの道中は結構激しい雨、到着後は晴れという
天気。なのでまあまあ天気には恵まれたほうではないかと思います。
というわけで次回より順を追って写真を掲載。
メインは前回と同じ SONY α7rとFuji X-T1 [USA Pics]
珍しく日曜フライトなので土曜はゆっくり準備。
今回のメインカメラは前回と同じくSONY α7rとフジX−T1。
レンズは前回の結論通りαには単焦点のみ。
AマウントDistagonT*24mmf2
EマウントSonnar 35mmF2.8
EマウントSonnar50mmF2.8
X-T1にはズーム
XF18-55mmF2.8-4
XF55-200mmF3.5-4.8
そして今回の新規導入はフジXF-10-24mmF4(写真)
オールドレンズは
ライカL Summaron 35mmF3.5
ライカL Elmar 50mmF3.5
あまり大きいレンズが少ないのでまあこのくらいは持って行ける。
XF10-24mmは買おうか買うまいか最近まで決めかねていたのですが
今回行くポイントにどうしても超広角が必要な場所があり、導入を決めました。
このところ休日の天気が悪くあまり使わないままいきなりの実戦投入。。
ライカレンズは数ヶ月前から試している2本。ツァイスと違い手の届く価格帯のものが
限られるのでライカはこれだけにするつもり。
今回のルートにR66はないので古い感じに撮りたい場所はポートランド街中か。
ユタの田舎町も面白いかも。
もう次の旅がっ!!って更新してなかっただけだが…. [USA Pics]
いやはや月日の経つのは早いもので。。
もう9月。次の旅の季節が来てしまいました。
フライト時刻と値段のからみで無理なく且つ効率的なスケジュールのチケットを取るのがなかなか
難しく、ご覧の通り落としどころとしてやはりマイ定番のユタになったわけですが、回る場所が
いつもと同じながら行ったことのない場所は結構多く、王道の国立公園周辺にB級スポットが散在しています。まあB級はやはりB級で行ってがっかり感は拭えないことも過去に多々ありましたがだからといって撮ったカメラが違うだけの同じ景色ってのもどうよと。
というわけで王道は一応押さえつつその脇のB級スポットを攻めてみるつもりでこんなルートを選んでみました。モアブでの3日間をキープしてその手前のSan Rafael Swellというエリアを覗いてみます。
これはI-70の南北に広がるエリアで、Little Grand Canyonと呼ばれるスポットがあったりしてわりと通好みな渋いエリアらしい。ここは周辺にハイウエイとかがなくローカルな道を行く事になるので
結構良く調べて行かないと迷いながら時間ばかり食ってしまいそうでモアブの手前で一泊しないとなかなか予定に組み入れることができないエリアです。今回はモアブの前にグリーンリバーで一泊するのでたぶん大丈夫。
またモアブ周辺もちょっと今までと違った攻め方をしようと思っています。