図らずも作ってしまったゴメンテシグネチャーストラト再び [Guitars]
図らずも、というかあまり本気でやったのではなくちょっと興味本位でやってみようとしただけだったのですが、これがなぜか大当たり。ほとんど冗談のつもりだったのだけれど今やボクのメイン機。なのでゴメンテシグネチャーの称号を与えるに十分と判断ww。
事の発端は最近サポートでギターを弾く機会が増えたので使い倒し用のストラトをもう一本買った事から始まります。そっちの話はまた別の機会に。で、元々持っていた方のストラトを色々いじってみたくなったんですね。ピックガードにピックアップとアッセンブリを乗っけて色々バリエーションを作ると。
SuhrやTomAndersonなんかのアッセンブリを作ったのですがどうもしっくり来ない。で、思い立ったのは何年か前にアメリカで買ってきた中古のテスコのGold Foil。ライクーダーがストラトに乗っけてちょっと話題になってたやつ。こいつを使ってみたいなと色々アイデアを練っていたのですがそこで思いついたのが、気に入っているのに今遊休状態になっているLollartronとの組み合わせ。LollartronにテスコGold Foilをミックスさせたハーフトーン、これは面白そうだと。
元は昨年初頭に買ったストラトなのですが、こいつのボディのザグリはほぼ四角く全体にぽっかり開いていて、ハムバッカーも搭載可となっていたので、こいつなら大きなボディ加工なしでやれる。
で、作ったのがこれ。
見た目はかなりすごいことになっていて、いかにもクセが強そうなルックス。
セレクタースイッチがひとつ増設されてます。
これはストラトの回路そのままだとせっかくのLollartron同士のネック+ブリッジピックアップの組み合わせが作れないからで、セレクターが2段構成に鳴っています。
結局2ハムの標準的な組み合わせに対し、センターのテスコを加える/抜く/テスコ以外を抜くという組み合わせを加算して全組み合わせが出来るようにした形になっているのですが、色々他にも方法がある中でこのやり方、意外と演奏中の操作性としてはやりやすい、わかりやすいです。
音の方はというと、見た目に反してアコギっぽい爽やかな音になります。もともとテスコのピックアップは粘りはなくてキラキラ系の音だし、Lollartronもグレッチのリプレイスメントなので太いわりに高域がきれいだったりするのでこいつを全部ミックスしたトーンはシャリンとしてストラトより繊細なハーフトーンが出たりします。テスコをオフにしたらそれなりに太いトーンになるし、ということで予想に反して何でもやれるオールラウンドなギターになりました。今んとこのメインになってます。
ただ作る過程はそれほど簡単じゃなかった。テスコのピックアップはザグリに入れるのではなくボディの上に乗せるようにできているので、ピックガードの上に乗せると高さがあり過ぎてストラトの場合弦に触ってしまう。そこに後から気がついて苦肉の策でピックガードにピックアップと同サイズの穴を開けてピックガードの厚み分、一段落とし込むようにしました。だからボディに直マウントしてます。
イマイチ使えなかったら別のアッセンブリに換えようくらいのつもりでやってみたらこれが大当たり。もうこのギターはこのスペックを定着させますww
2016-07-31 07:33
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