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Fender Princeton Ampのチューンアップ : これで一応様子見 [Guitars]

ジェンセンP10Rに交換後、さらに改造2点。
高域の通りを良くしておきたいことから、ボリュームにハイパスコンデンサ47pFを追加(下図上段)。これはデラックスリバーブのビブラートチャンネルに入っている方式で、ある時代のテレキャスターのボリュームにも絞ったときのハイ落ち防止で入っていたと思います。
もう一点はNFBの抵抗値を56kに変更。これも高域対策。
今日チェックしてみたところテレキャスターでだいぶチャリンとした音が出るようになり、さすがにちょっとやり過ぎか?というくらいになりました。まあまだスピーカーも落ち着いていないのでこの状態で様子見て、もう少しおとなしくしたいようだったらNFBの抵抗値を下げる等で合わせて行こうと思います。
ついでにパワー管は耐圧の高いJJに戻しました。慣らし中はタフなチューブの方が良いと思って。

今回プリンストンの回路チェックしていて、気づいたことがひとつ。
それは半年前に買ったグレッチのアンプG5222とパワー段前まではほぼ回路が一緒だということ。
つまりグレッチと中身ほぼ同じであるFender Champion600と一緒ということでもあるわけですね。
グレッチの改造やってた時に不思議に思っていたのがなぜ初段アンプを通った後にカップリングコンデンサを3つに分けたのだろうということ。下図下段左がChampion600の回路。この回路のカップリングコンデンサ後の抵抗を可変抵抗にすればまんまバストレコントロールになるんですね(下図下段右)ついでにいうと一番下の15kも可変にするとミッドコントロールになります。
考えられるのは最終的な音のチューニングがしやすいようにバストレ付きの昔のアンプの回路を採用したのでは?ということ。スピーカー小さいしパワーハンドリング的に問題ないレベルでぎりぎりローを一杯出す回路定数を決めるのにはローとハイの出方を独立に抵抗一本で決められる楽な回路だと思います。あとはフェンダー版とグレッチ版のテイストをこれらの抵抗変えてはっきり差別化しようとしたのかも。
いずれにせよボリュームポットと取り付けスペースさえあればChampion600/GretschG5222にバストレコントロールを増設するのはかなり簡単です。
ただしいつも言ってますが電気知識のない人は絶対やらないように。このアンプの基板はついつい手で持ってしまう場所に感電ポイントがあります。
AmpMod.jpg

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