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4ヶ月ぶりのビデオ:「Crazy Love」 [Demo Tunes]

30数年ぶりの話題の次は4ヶ月ぶりの話題です。
ひさびさにビデオを作ってみました。今回はあまりデモ色を全面に出さないつもりで作りましたが事実上ナショナルリゾネーターのデモみたい、かな?
曲はヴァンモリソンのCrazy Love。冒頭から導入部はライクーダーの「Dark end of the street」がヒントですが思い描いていたのは「ウッドストックサウンド」。ウッドストックといってもコンサートじゃなくてその村のことです。ザバンドやオーリンズやジョンサイモンなんかがワイワイやってたコミュニティ的な界隈の音。
今の感覚で言うとちょっともっさりしていて、ブーミーなベースで音が割れる寸前、だけどあたたかい、という感じ。
しかし正直、YouTube前提だとビデオ作らないといけないんでそれが面倒臭い。録音中にビデオ回すと気が散ってよくない。ビデオカメラの設置とかメモリーがあと何分とかバッテリーが保つかとか録音ボタンと録画ボタンを押さないといけないしミスったら両方止めてまた両方スタート。。しかもミックス終わったらビデオ編集しないといけないしね。なので作ろうと思っても気が重くてなかなか始められない。
でもYT上に友達が出来ると「次のはいつ作るの?」とか「最近アップしてないね」とかメッセージが来るのでやはり継続しなければと思いますけどね。。。

ま、デモ的なテーマは弱いけど、ネタとしては悪くない。
今回の新兵器は実はギターじゃなくて録音機材。ベースやギターのプリアンプ、DIなんかで有名なRadial社の「Phazer」を試してみました。これは昨年10月のデスバレー周辺旅行のときに、帰りがポートランド経由になったので待ち時間にDonnyに空港までもってきてもらったもの。Radial、むこうでは安いんですよね。
さてこのPhazer、何するものかというといわゆるフェイズシフターではありません。似てるけど。
ピックアップ付きアコギを、マイクとピックアップ両方で録音する時など、お互いの位相差が問題になることがあり、位相関係が良くないと音痩せが激しくなったりするんですがそれを補正するためのもの。普通はマイクの立てる位置などで調節するんですがこいつは直接位相をいじることで同様の効果を得るわけです。
会う前からすでにDonnyが大絶賛。
「こんなのよほど音にシビアなエンジニアじゃなきゃわかんないものだと思ってたけど驚いた!すんげえ変わるんだよ!ウッドベースにちょっと使ってみたんだがこれはいいぞ!」とべた褒め。
たしかに位相つまみを回すと芯がしっかりして前に出たり柔らかく後ろに下がったりしてかなり面白いし、ソロ楽器とバックで設定変えたりしたら面白そう。
もうひとつはいわゆるDSPボックスなんですが、昨年5月に同じくポートランドでDonnyの店から買ったユニバーサルオーディオのUAD-1。今回はトータルEQでNeve1081を使ってみました。


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