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EdwardsのレスポールE-LP-130 [Guitars]

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さてさて。。。ひさびさの(「ひさびさ」の定義が他人と同じかどうかはおいといて)ギターゲットなわけですが、レスポールモデルです。「モデル」と付けるところが歯切れ悪いですが要はギブソンじゃない。日本のコピーモデルだと。
Jason Lollarんとこで買ってきたハムバッカー”El Rayo”、買ったのはいいがよく考えたらこれを付けるギターがない。335があるにはあるがなにせセミアコなんでちょっと試しにピックアップ替えてみるなんて安直な動機で交換できる代物じゃない。やっぱレスポールとかがベストなわけですが、あれだけ色々ギター持っていながらじつはレスポールは一本も持っていなかったんですねこれが。
どうもボクはレスポールと相性が悪いのかな。過去3回くらい国産レスポールは買いましたが全て売っぱらってしまいました。ピーターグリーンへの思い入れはすごくあるのだがレスポールそのものには思い入れがないんですな。ビリーギボンズが好きなのはあの有り様であって別にPearly Gatesそのものに憧れることはないし。昔からレスポール持つと「似合わない」って言われてたし。
だからやはりピックアップをEl Rayoに替えてみるとか2ハムでちょこちょこいじれるギターが欲しかったというのがほんとのところで、一時はギブソンのヒスコレの中古も考えたのですがいじりまくることを考えたらヒスコレじゃもったいなさ過ぎるし出費が痛い。なので和製の比較的高いグレードの中古を考えました。フジゲンかトーカイかCrewsかEdwardsあたりか。。。
そこへたまたまこいつが中古で出たので見に行ったのですが鳴らしてみて「これで十分ぢゃん」という結論に至りゲット。
3.6kgとお年寄りにも優しい重量で、フィニッシュはいかにもラッカーという感じですが単にバフ掛けしてないだけのようにも見える。本物ビンテージでもここまで表面デコボコじゃないような気が。。
音の方はちょっとボクのレスポールのイメージに比べハイエンドが結構伸びている感じ。アコギっぽく弾いてもそんなに違和感ないのが逆に違和感。これはダンカンAntiquityハムによる部分が大きいのかも。とはいえレスポールぽくないわけじゃなくてコツっとしたミッドもちゃんとあるし個人的にはかなり良くできたギターと思います。
が、これひょっとしてEl Rayoに替えてもあんまり合わないかも、という気もしていてしばらくAntiquity付けたまま遊んでようかと。

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Lollartron搭載テレキャスターにDuncan Customshop "Pearly Gates for Tele"その2 [Guitars]

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取りあえずこれで一応の完成かな。リペア屋さんから戻ってきたCrewsの改造テレキャスター。うーんだんだんテレキャスに見えなくなってきたぞ。ブリッジピックアップが斜めじゃないとこうも印象が変わるもんなんだねえ。また両方のピックアップがポールピース2列になってるとなんかこう豪華絢爛ですな。下品とも言うが。。。
音はですね、やはり歪んだレスポールにありがちなコツッとしたアタックが得られるので、ZZTopっぽい感じ、出ますね。ただハムバッカーのわりにノイズは結構出ます。ネック側のLollarのS/Nがとても良いのでよけい目立ちます。こういうものなのか?
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あまり露骨に歪ませるギターを今まで持ってなかったのですがこいつは歪ませてガーンと弾く用になりそう。いい感じです。気に入った。
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Lollartron搭載テレキャスターにDuncan Customshop "Pearly Gates for Tele" [Guitars]

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先月のJason Lollar訪問で買ってきた新ピックアップLollartron、チューンアップが必要と言うことで色々やってます。前回の記事で書いたように、Jasonのところで試奏したときよりやけにおとなしく丸い感じがしたところをもっと暴れる感じにしたいということで。。。
先ず手始めに回路。母体がテレキャスなんで、回路が250kΩ構成になっている。すなわちトーン&ボリュームポットが250kオーム、コンデンサが0.047uFでこれはフェンダーシングルコイル仕様。こいつをギブソンハム使用の回路にパーツ交換。500kのポットと0.022uFのコンデンサ。手持ちのコンデンサは元々フェンダー系ギターばかりなので0.05ー0.1uFばかりで0.022がほとんどなく、ちょっともったいないけどMullardのものに交換。
じつはこれだけでかなりいい感じになりました。ハイ落ちがしなくなったので元々の印象に近いリアのようにシャープだが固くならず中域の粘りが効いてくる感じ。やはりこのピックアップはハム系のインピーダンスで受けてやらないといけなかったらしい。
で、後はまだリペア屋さんに預け中なのですが、出力のバランスを取ってLollartronの高さをもっと上げられるようにリアピックアップをハイパワーのものに交換。
このリアピックアップ、何にしようかあれこれ考えていましたが、帰国して間もないアメリカ血中濃度が上がっている時だったので、ここはやはりZZTopのビリーギボンズで行こう!と。
べつにビリーギボンズがこんなギターを持ってるわけではないですが。
で、本人も使ってるらしいDuncanカスタムショップのPearly Gates for Teleがいいなとおもったのですがどうやらこれは受注生産で発注して3−4ヶ月待ちというものらしい。
が、ググってみるとテキサス州フォートワースのギターパーツ屋さんが在庫を持ってる!メールで問い合わせてみると、
「Glendaleで出してるこれ専用のブリッジでマウントした方がPearly Gatesの音になるよ」と返事。
Glendale,すっかり全米で有名になりましたねえ。最初は意味がよくわからなかったのですがそのブリッジの写真見てやっと理解。ノーマルなテレキャスのリアピックアップのように斜めに配置されるものでなく、ギブソン系の弦に沿ってまっすぐにマウントされるようにできている。
しかしそれを「Pearly Gates for Tele専用」として売っているGlendaleもすごいですねえ。
まよわずセットで購入。先週末届きリペアに出してただいま待ち状態。さてどんなことになるやら。

待ってる間にもう一つ考え中。同じくLollarんとこでゲットしたハム、El Rayoをどうするか。フロント+リアのセット購入してしまったがよく考えたら2ハムのギターって335しか持ってない。うーん。
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Lollarの新作ピックアップLollar-Tron取り付け完了 [Guitars]

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先日のJason Lollar訪問で買ってきた新作ピックアップ "Lollar-Tron"の取り付けが仕上がってきました。付けるギターはやはりCrewsのテレキャスターになりました。こいつはもともと50年代ビンテージ系を狙ったテレキャスターでしたが、GlendaleとBig Tex があるのでこっちはちょっと違った方向を歩ませようという意図です。ピックガードがありませんが元々付いていたピックガード厚みのせいかこいつが響きをかなり殺していることがわかったので不都合を感じるまでは付けないでおくことに決めました。無しのままのルックスもそんなに悪くないし。
LollarTron-2.jpg
で、音の方ですが、かなりきれいにまとまった音、という印象。Lollarんとこで試奏したときの印象に比べると結構おとなしめ。これには色々な理由が考えられるのですが、まず試したアンプが違うこと。リアピックアップとのバランスを取るため取り付けの高さがかなり低くなってしまったこと、ハムなので元々のフェンダー系250kの回路がこのピックアップを落ち着かせてしまう等々。
この辺、少しずついじってゆく必要がありそうです。いずれにしてもグレッチとはだいぶ違う音。レンジの広いハムという感じで、バランスのとれる出力高めのリアピックアプに交換して再調整してみようかと思います。
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Glendale Guitarsのパーツの続き [Guitars]

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うーんよしよし。年頭からギター三昧らしくなってきたぞ。先日注文したGlendale Guitarsのパーツ、コントロールプレートは3枚オーダーしてまして、まだ2枚残っているのでヴァンザントのテレキャスターと、本家Glendaleのテレのプレートに付けてしまいました。
冒頭の写真はGlendaleのテレキャスター。こいつにはめっき無しバージョンを付けました。つっても写真じゃわからないと思いますが。。。
ここで面白い事実が。って別におもしろくはないですが、このテレキャスターにもともと付いていたプレートはどうも他メーカー出来合いのものだったっぽい。先日のCrewsとヴァンザントから外したプレートと同じ音がする。どうも3枚とも出所が同じのような気がします。今回買ったGlendale製のとは明らかに違いました。やはりこのプレートは最近製品化されたものだったんだな。。

そしてこちらはヴァンザント。これにはクロームめっきのものを取り付け。
VanzandtGlendale.jpg
こいつも元がクロームなんで何が変わったのか写真じゃさっぱりです。

音はというとGlendaleのほうはさすがに他のパーツが全てGlendale製なので、鳴りも出尽くした感がありますが少しだけバランスが高い方へ延びたかも。基本的なところは変わりません。
ヴァンザントのほうはキャラはそのままでやはり少しラウド感が加わります。こいつのノブはアルミノブじゃないのでいずれアルミに換えてもいいかも。

Glendale Guitars のサイト、あらためて見てみると、面白いものいっぱい作ってますね。49年タイプのピックアップだって。。これを付けて「うーん49年だねえ」ってわかる人がどれだけいるんだろう?ノイズキャンセラーみたいのも売ってるし。
あれっ?と思ったのが個人的に不評だったストリングガイド。商品ラインアップから消えてます。やっぱり他のユーザーからも不評だったのかな。自分とこのギターにも付けてないもんな。
ペグは作らないのかなと思ったらやはり作らない宣言をした上でゴトーのペグ+自家製ビス付きのセットを売ってますね。ボディだけじゃなくネックも売り出したようだし。
新製品のストラト用ブリッジサドルも気になりますねえ。でもまだ写真がないんだよな。
思わず追加注文したくなる製品が盛りだくさんで困っちゃますねえ(俺だけか!)

ちなみに先日の分もそうですが富士X10で撮ってます。やはり室内でのブツ撮りにはX10は最高です。
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Glendale Guitarsのパーツが届いた [Guitars]

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先日オーダーしたGlendale Guitarsのパーツもろもろが届いたので早速トライ。と、その前に。。
昨年9月にポートランドで買ってきたLollarのフェンダータイプのハムバッカー"Regal Hum"をNashのテレキャスターカスタムにようやっと乗せました。今回はこのNashテレのブリッジをGlendaleに換えるので弦の張り替えは1度で済ませたいと(笑。先に自分でピックアップ交換してからパーツを持ってリペア屋さんへ。
今回はこのNashのテレキャスターカスタムのブリッジをGlendaleの
The vintage "Top-Loader" Blackguard "original no-cut" bridge-plate The "Raw-Deal"あー長いっ!
というブリッジプレートと、The "Groovy 60s" Threaded saddle setというブリッジサドルに交換するのと、
CrewsのテレキャスターのコントロールプレートをGlendaleのものに換えるという改造です。

このNashに関しては昨年8月に中古で見つけてそのルックスと価格にぐっときて手を出してしまったのですが正直その鳴り方やフロントハムの音が、そのルックスからイメージされるロックな音ではなくて妙にウェットというか「これで私に何を弾けと?」みたいな、そもそもNashさんは何を思ってこのギターを作ったのかイマイチ掴めなくて、これは自分好みにカスタマイズするしかない、とだいぶ前から思ってました。てゆうかお店でこいつを弾いた時、そこにはもう一本、Nashのテレキャスターデラックスが置いてあって、それにはLollarのハムが付いてました。そっちも弾いたんですがどう考えてもLolllar付きのデラックスのほうがタイトでフェンダーのハムらしい音が出てたんですが、ルックスは断然こっちだったんでこっち買ってあとでLollarに換えようとは思っていました。
そしてもうひとつ、致命的なのは弾いていてどうも楽しくない、ということ。これはしばらく弾いていてわかったんですがなんかつまんない。フェンダータイプに期待する音の開放感がこのギターにはない感じ。別に作りが悪いとか言うんじゃないのだけれど抑制してトーンを作りあげている感じがして、そのアプローチはフェンダータイプには似合わないんじゃないの?というのがボクの印象。
となればやれることはひとつ。ブリッジをGlendaleに換えよう。というわけで今回なるべく開放的な音に変えてゆきたいと思い、”めっき無し”の"Raw Deal"というバージョンをチョイス。ちょっとサビの心配があるけど取りあえずトライ。
で、LollarのハムとGlendaleブリッジに交換したのがこれ。
NashMod.jpg
光の加減で見えないですがピックアップの中央には”Fender”のロゴの代わりに”Lollar”と入ってます(笑。
ブリッジはめっき無しのくすんだ感じがわかると思います。
結果は上々。かなり開放的な鳴りになりました。でもロケンローな感じにはもう一歩。これには思い当たる節があります。じつはこのテレ、コンデンサーがオレンジドロップです。これが分別あるオトナの音にしてると思います。いずれこいつは円盤セラミックか何かに換えてみます。

で、もうひとつの改造。CrewsのテレキャスターにGlendaleのコンパネ。すでにこいつにはGlendaleのブリッジとボリュームノブが付いているのでコンパネ交換にはうってつけです。
これもめっき無しバージョンを採用。こんな感じ。
GlendalePlate.jpg
付ける前からすでにサビが浮いててちょっと心配ですが、手のひらの上で振ってみたときこいつの音が一番良かった。もともと付いていたプレート(メーカー不明)とGlendaleのクロームめっきバージョン、そしてこのめっき無しバージョンで比べたんですが、Glendaleのは二つとも、ハイハットを踏んだときのようなシャンシャンという音がする。で、やはりめっき無いほうが抑圧が少ない分響きが深い。もともと付いてたやつはクワィーンみたいな鈍い音。というわけでめっき無しバージョンですが、音はやはり良くなりますね。良くなるっていうかまたひとつ開放された感じ。ブリッジ→ノブ→プレートと段階的に換えてきましたが変化の方向が同じなのでどんどんピュアになっていく、と言ったらいいのかな。プレート交換は結構有効かもしれないです。といってもそれより効くブリッジなんかを先ず換えないと意味ないかもしれませんが。あと実質換えて意味あるプレートがどれだけあるか?と考えるとやはりGlendaleしかないのでは?という気もします。
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謹賀新年:しょっぱなぐらいギターの話題を 着実にラインアップ拡充してるGlendale Guitars [Guitars]

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。今年は抱負も昨年の締めもございません。無理せず気ままに生きてゆこうと思います。
そろそろギター三昧もカメラ三昧に変えた方がよいのではと思いつつ、ひさびさギターの話題です。
正直、右手腱鞘炎が長引いてまだギター復帰する気はあまり起きていないのですがハードウエアとしてのギターには常に関心を払い続けております。
で。 冒頭の写真はおめでたいから紅白のアンプを出そうとかそういう意図では全くありませんで、ひさびさGlendaleGuitarsの話題です。ごくごく一部に熱狂的ファンを擁するこのテレキャスター専門パーツブランド、このところ少しご無沙汰していたんですが久々サイトをのぞいてびっくり。おびただしい数のラインアップが掲載されています。もう1年前にオーダーしたパーツがどれだったかわからなくなるくらい。まあでもよーく見るとほとんどが、ブリッジプレートやブリッジサドル等各パーツの仕上げがクロームめっき、ニッケルめっき、めっき無しの3種類になっただけのようで本質的にはドラスティックに変わったわけじゃなさそうです。
実はそこまでは以前から知ってたんですが、その膨大なラインアップに隠れて見落としていたのかあるいはごく最近商品化されたのかわかりませんが待望の新パーツを発見!
やけに勿体ぶりますが、それはコントロールプレート。ボリューム、トーン、スイッチが乗っかるあの長円形の板金です。「待望の」と言ったのは、じつはこのGlendaleGuitarsのオーナーのDale Clarkさんとメールを交わした時にボクが「是非!」と商品化リクエストしたのがこのコントロールプレートでした。一昨年前(だっけ?)、個人輸入したGlendaleのパーツをなじみのリペア屋さんとこで色々試した時、ボリュームノブをGlendaleのに替えると音が良くなるというんで盛り上がったのですが、それはアンプに通す以前のアンプラグド状態で既に音が変わったんですね。つまりノブの振動がポットに影響して音が云々とかいうんじゃなくて生鳴りが変わると言うことです。原因はわかりません。が、考えられることの一つとして、このコントロールプレートの鳴りが変わったから、っていうのが有力な気がしています。エレキの生鳴りもアコギと同じでギター本体の表面全てが振動板=スピーカーになって聞こえているはずなので、ボリュームノブで音が変わるとしたらノブ本体よりも表面積の大きいコントロールプレートの鳴り方にノブが影響したと考えるのが妥当です。なのでGlendaleはこちらの意図をおそらく理解してくれるはずと思ってリクエストしてみたのでした。
オーナーのDaleさんは「OK,やってみるよ」なんてことをそのときは言ってたんですがまあ向こうもビジネスだしね。ただのコンパネじゃユーザーへのアピール弱いしねえ。。ということでさして期待もせず、言った本人も忘れてたんですが、「作ってんじゃん!」やったね、Daleさんエラい!!
ということで本日オーダーしました。クロームめっきとめっきなしの両方。
もうひとつ。スチール製でクロームめっき、固定用ビス付きのピックアップセレクターノブってのも作ってました。これも試しにオーダーしました。さてどうなるか、結果が楽しみです。
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約1年経ってしまったけれど。。:Tone King Imperialの中身 [Guitars]

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このアンプの記事を書いたのがおそらく昨年秋でその頃はすでに買ってからかなり経った後だったのでたぶん約1年くらいはバラさず使ってたということか。こいつはちょっと図体が大きいのでバラすにはちょっと気合いが必要でお盆休みのやっと少し気温が下がり出した昨日、ようやくやる気になって中身を調べてみました。
これがリヤパネル。Extra SpeakerジャックがなくてLine Outがある以外はフェンダーデラックスリバーブと同じ。コンセプトがデラックスリバーブ+αみたいなところにあるので酷似してます。
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これが真空管の配置。ここで「あれ?」と気がついたのですが、現在Tone Kingのサイトに載っている写真と比べてプリ管が一本多い。機能面では昔と変わっていないので、ひょっとするとトレモロの回路が、デラックスリバーブのプリ段とパワー段両方に効かす方式からプリンストンアンプのようなパワー段のバイアスだけを動かすタイプに変えて12AX7を一本減らしているのかもしれません。いずれにせよ現行品と昔のものは回路が若干違うようです。
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中古で買ったので今挿さっている真空管がオリジナルかどうかわからないのですがパワー管はエレハモの6V6GT、プリ管は正味のプリアンプ回路以外のリバーブドライブやトレモロにはJJとGrooveTuveが使われていて、プリアンプ部に使われている真空管はどうも見たことないマーキングで、かすれて判読不能なものが挿さっていました。Made in USAなのはわかるけどメーカーは?どうも「Lowery」と読める。ググってみるとオルガンメーカーらしくそこの純正パーツとして「Loweryの12AX7」っていうのはどうも存在していたらしい。元はRCAらしいという記事もありますね。もう少し調べないとわかりませんがいずれにせよ簡単に手に入るものではなさそうなので交換には注意が必要ですね。
で、中を開けるとこんな感じ。
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意外でした。プリント基板でした。ここで回路を追う気がすっかり萎えてしまいました。コンデンサはほとんどがSprague。線材処理はとても丁寧にされています。で、一番気になっていたバイアス調整は?どうも半固定抵抗とかが見当たりません。セルフバイアスなのか?
色々不明な点多いので今度メールしてみよう。
最後に天面の裏側。ほぼ前面に銅箔が貼ってありました。高そー。
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久しぶりにあらためて音を鳴らしてみましたがやっぱこのアンプは素晴らしいです。こないだのNashのテレキャスターカスタムとか、めちゃきれいな音で鳴ります。
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今度ばかりはルックスにやられちまった。。Nash Telecaster Custom [Guitars]

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ギター買ったのってえらい久しぶりな気がするんだけど前回はいつだっけ?Glendaleのテレキャスターかな?ってことは約1年半ぶりか。たいしてひさしぶりじゃねーぢゃん。とはいえ最近はギター欲しいとか全然思わなくて腱鞘炎のこともあってどちらかというとギターからは遠ざかっていたんですが、こいつはひさびさルックスに一発でヤラレました。Nash Guitarsのテレキャスターカスタムです。中古ですがそれにしても結構安い気がしてつい手を出してしまったんですがサンバーストに黒ピックガードという配色とレリックのセンスの良さが気に入った。ボディシェイプが本物のカスタムとは違ってオリジナルのテレキャスターと同じだったりして若干仕様の違いはありますがそこは全然OK。
ボディは結構鳴るんですが開けっ広げに鳴る感じではなくすこし帯域を選んで鳴るような感じですかね。。。テレキャスターカスタムの愛用者ってあまり知らなくて、せいぜい一時期のキースリチャーズとかかな。でも誰と特定するわけでなく70年代の有象無象っていうイメージがありますねこのギターには。音楽もギター業界も迷いの時期っていうか。古き良きB級の時代の香りがします。これ以外だとウォルナットに黒ピックガードのテレデラックスとかね。サンバーストに黒ガードのカスタムっていうとルックス的にロックなイメージありますがこのギター、それほどロックな音はしないような。。フロントピックアップがフェンダー、リアはLollarなのですが、いずれフロントもLollarにするかも。Lollarのほうが少し中高域〜高域にハリがあるようです。となるとブリッジはGlendaleに替えようかな?なんて。。。

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なんとなく形になってきたエフェクトボード [Guitars]

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先日のアメリカみやげ(?)を基にエフェクトボードを組んでいましてようやく形になったかなという感じです。もともとペダル系エフェクトは使わない人なので、組んだシステムもあまり今風ではないです。入力側から順にいくと下の列の右側からになりますが、まずWhirlwindのコンプ、ディストーション、フェイザーの3個が来ます。このWhirlwindのペダル、MXRダイナコンプ、ディストーション+、フェイズ90の復刻版という位置づけなのですが、Whirlwindを起したのがこのMXRのオリジナル設計者なのでこちらが本家、ということでしょうか。事実なかなかハマる音してますね。このコンプとフェイザーかけると70年代のなつかしい音がしますね。これらの後に先日のRadial BigShotMixがきて信号をセンドリターンさせます。センドの先にはアリオンのアナログディレイとコーラス、先日のTCエレクトロニクスのリバーブ、HallofFameがつながります。これらはセンドリターンのループに入れて元音に混ぜるようにしています。そしてこれらの最後にDemeterのTremulatorを通します。これは昨年のポートランドの旅でゲットした中古。フェンダープリンストンアンプなんかのトレモロはパワーアンプのバイアスを揺らして効果を得る原理なので、ペダルの場合だったら一番最後に入れるのが正しいという考えです。どっちかというとクラシカルな効果とアンプのサポート的な思想のボードです。もう少しハリのある明快な歪みとか透明感のあるコーラスとかに振ってもいいかなという気がするのでRAT IIとTCのコーラスも試そうかと思っています。
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