2009年の締め：写真篇
で、写真と旅の締め、ですが、今年はk−m、K７をアメリカデビューさせ、α900購入で来年デビュー予定という流れになったわけですが、デジイチをこうもポンポン乗り継いだ年は今まで無く、ある意味迷いの年でもありました。
富士ファインピックスS5Proの後継が出ないことがわかり、軽量化に色気出したのが失敗といえば失敗だけれどもじゃ軽量化の恩恵はなかったのかというとそんなことはなく旅がかなり快適なものになったのは確か。正直、来年アルファで大丈夫か？という不安もないでもないです。
どういうことかというと結論としてこのままK７なりk−mを使っていくということはない、ということ。
このことはすでに試し撮り段階でほぼ予期していたのでレンズ投資もあれ以上はしなかった。メインで使ったシグマ17−70も新品ではなく中古にしたのはそれです。
ただそのままS5Proに戻ることはどうだろうか？同じ重量でがんばって行くと決めるなら今度こそFXへ移行すべきじゃないか？ と思ったのが旅を終えての感想で、以前から「FXならアルファ」と決めていたのを価格相場等見てそろそろいいかと実行に移したわけです。これが今年の流れ。
K７もk−mもそんなに悪いわけじゃないです。でもS5Proをやめてこれらに替えるほどの良さはない。実際、今年の旅写真はほとんどプリントしていないです。カレンダー以外。する気にならなかったというのがホントのところ。毎年、旅ごとに必ずファイル２冊くらいはプリントしてたのに。
K７が風景に向いているという世間の評価は果たしてどうなんだろう？視野100％以外にK７の風景写真でのアドバンテージってそんなにないんじゃないか？と思ってます。これは考え方の違いかもしれませんが。何の演出も入る余地のない感動的な景色を感動した通り伝えられたらそれでいいわけで、なにもJTBやHISのパンフレットみたいのを撮ろうってわけじゃないんだから。写真のための写真を撮ることにはなんの興味もありません。
10年前ユタに住むJamesという男と知り合い、彼の家へ訪ねて行きそこで初めてワイルドウエストの気が遠くなるほどの景観に打ちのめされ、さらにここで初めて自分が大好きだったアメリカンミュージックとビジュアルがリンクし、これを誰かに伝えたいという衝動がボクの写真の出発点です。
だから「伝えられているか？」がとても大事で、フレーミング以外の演出は必要ないんです。カメラである以上フレーミングは避けられない技術になるので仕方ないのですが、実際はフレーミングで切られてしまうのは嫌なんですよね。ほんとはもっともっととてつもないスケール感で見てるわけですから。だからフレームの外にももっと続いてるぞって感じられるようにできるかぎり撮るんですがそれってあんまり計算ずくで考えてもだめでファインダー覗いた時の直感のほうが大きいです。なので視野率100％はボクには大事です。感動した景色でもファインダー覗いてだめなときもしょっちゅうあります。そういうときは撮りません。眺めて満喫します。
K７に期待したのは重量と視野率100％だけです。その点は救いでした。やはり良かったと思います。K７に関するジャッジはもう少し抽象的なところで、歴代のファインピックスで普通に伝わってきた何かが伝わらない、ということ。これは「雅」だ「ほのか」だ「ファインシャープネス」だ「そのカメラで作品が撮れますか」だなんていうしゃらくせえ問題じゃないです。
とはいえK７、活躍できる場面はほかにあるんで、友達のライブとかね（笑。すごい使えますよ。
k−mも出張にも持って行けるコンパクトさって魅力です。だからどちらも手放す気はないです。
α900はまだそんなに撮ってないですが手応えは十分あります。結局は行って撮ってみないとわからないところはありますが、遠いものがきっちり遠くに写る立体感はワイルドウエストを伝える強力なツールになると思います。たぶん同じ場所を撮ってもまるで違うリアルな絵が出ると思います。
えっともう一つ。今やすっかりお気に入りアイテムのキャノンPowershot S90。ほんと、思うのはこいつに1：1モードがあったらなーってこと。サブでずっとリコーのGX使ってきて、やはり一番多いのはこの1：1の真四角モードなんですよね。
来年の旅はα900とS90のコンビで行こうと思います。
おっと新年５分前だ！ みなさん良いお年を！
富士ファインピックスS5Proの後継が出ないことがわかり、軽量化に色気出したのが失敗といえば失敗だけれどもじゃ軽量化の恩恵はなかったのかというとそんなことはなく旅がかなり快適なものになったのは確か。正直、来年アルファで大丈夫か？という不安もないでもないです。
どういうことかというと結論としてこのままK７なりk−mを使っていくということはない、ということ。
このことはすでに試し撮り段階でほぼ予期していたのでレンズ投資もあれ以上はしなかった。メインで使ったシグマ17−70も新品ではなく中古にしたのはそれです。
ただそのままS5Proに戻ることはどうだろうか？同じ重量でがんばって行くと決めるなら今度こそFXへ移行すべきじゃないか？ と思ったのが旅を終えての感想で、以前から「FXならアルファ」と決めていたのを価格相場等見てそろそろいいかと実行に移したわけです。これが今年の流れ。
K７もk−mもそんなに悪いわけじゃないです。でもS5Proをやめてこれらに替えるほどの良さはない。実際、今年の旅写真はほとんどプリントしていないです。カレンダー以外。する気にならなかったというのがホントのところ。毎年、旅ごとに必ずファイル２冊くらいはプリントしてたのに。
K７が風景に向いているという世間の評価は果たしてどうなんだろう？視野100％以外にK７の風景写真でのアドバンテージってそんなにないんじゃないか？と思ってます。これは考え方の違いかもしれませんが。何の演出も入る余地のない感動的な景色を感動した通り伝えられたらそれでいいわけで、なにもJTBやHISのパンフレットみたいのを撮ろうってわけじゃないんだから。写真のための写真を撮ることにはなんの興味もありません。
10年前ユタに住むJamesという男と知り合い、彼の家へ訪ねて行きそこで初めてワイルドウエストの気が遠くなるほどの景観に打ちのめされ、さらにここで初めて自分が大好きだったアメリカンミュージックとビジュアルがリンクし、これを誰かに伝えたいという衝動がボクの写真の出発点です。
だから「伝えられているか？」がとても大事で、フレーミング以外の演出は必要ないんです。カメラである以上フレーミングは避けられない技術になるので仕方ないのですが、実際はフレーミングで切られてしまうのは嫌なんですよね。ほんとはもっともっととてつもないスケール感で見てるわけですから。だからフレームの外にももっと続いてるぞって感じられるようにできるかぎり撮るんですがそれってあんまり計算ずくで考えてもだめでファインダー覗いた時の直感のほうが大きいです。なので視野率100％はボクには大事です。感動した景色でもファインダー覗いてだめなときもしょっちゅうあります。そういうときは撮りません。眺めて満喫します。
K７に期待したのは重量と視野率100％だけです。その点は救いでした。やはり良かったと思います。K７に関するジャッジはもう少し抽象的なところで、歴代のファインピックスで普通に伝わってきた何かが伝わらない、ということ。これは「雅」だ「ほのか」だ「ファインシャープネス」だ「そのカメラで作品が撮れますか」だなんていうしゃらくせえ問題じゃないです。
とはいえK７、活躍できる場面はほかにあるんで、友達のライブとかね（笑。すごい使えますよ。
k−mも出張にも持って行けるコンパクトさって魅力です。だからどちらも手放す気はないです。
α900はまだそんなに撮ってないですが手応えは十分あります。結局は行って撮ってみないとわからないところはありますが、遠いものがきっちり遠くに写る立体感はワイルドウエストを伝える強力なツールになると思います。たぶん同じ場所を撮ってもまるで違うリアルな絵が出ると思います。
えっともう一つ。今やすっかりお気に入りアイテムのキャノンPowershot S90。ほんと、思うのはこいつに1：1モードがあったらなーってこと。サブでずっとリコーのGX使ってきて、やはり一番多いのはこの1：1の真四角モードなんですよね。
来年の旅はα900とS90のコンビで行こうと思います。
おっと新年５分前だ！ みなさん良いお年を！
2009-12-31 23:54
nice!(2)
コメント(4)
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は暖かいコメントを沢山頂きありがとうございました。
実は昨年までのブログを今後も続けるかどうかまだ迷っております。
写真篇を読んでてK7の印象は同感でS5Proからの移行の動機も似てますが、
ここからの違いが悩みを大きくしていて、D3sでは思うように撮れないのです。
by ズッコケ (2010-01-01 17:40)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
その悩みとはどんなことなんでしょう？
それ次第ではボクは個人的にズッコケさんがブログ閉じるのってそんなに悪いことじゃないかもと思ってるんで。
ここはズッコケさんのブログ読者とかぶらない場所なので書いちゃっても大丈夫ですよ。
by GOMENTE (2010-01-01 18:13)
明けましておめでとうございます。
今年もアメリカの美しい景色を期待しています。
by YAP (2010-01-01 18:29)
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
それ言われると今からうずうずします（笑。
by GOMENTE (2010-01-01 18:36)